IMGアカデミーが園部八奏選手の世界ジュニアランキング1位達成を発表

世界有数のスポーツ教育機関であるIMGアカデミーは、園部八奏選手が国際テニス連盟(ITF)ジュニアサーキットで公式に世界ジュニアランキング1位となったことを発表しました。IMGアカデミーのテニスプログラムは、ジュニアテニス界で圧倒的な存在感を示し続けており、園部選手は過去10年で8人目となる同校出身の世界1位選手、そして2024年の坂本怜選手に続く2年連続の日本人世界1位となりました。

 

園部選手は、2017年のホイットニー・オスイグウェ選手以来、IMGアカデミーから2人目となる女子世界ジュニア1位の快挙を達成しました。13歳でIMGアカデミーに入学し、4年間にわたり着実に成長。彼女の活躍は、IMGアカデミーが世界レベルで活躍できる学生アスリートを総合的に育成していることの証でもあります。

 

IMGアカデミー テニス部門ディレクター、フアン・エレーラ氏のコメント:

「園部八奏選手のジュニア世界1位達成を心から誇りに思います。彼女がこれまでの7人のIMGアカデミー出身世界1位選手に加わったことで、当校が世界最高峰のジュニアテニスプログラムであることが改めて証明されました。IMGアカデミーは、学生アスリートが自らの未来を切り拓く力を育むことを使命としており、園部選手はまさにその体現者です。」

園部選手を含め、IMGアカデミーは過去10年で8人の世界ジュニアNo.1を輩出し、そのうち6人はプロとして活躍しています。

  • ミオミル・ケツマノビッチ(2016年世界ジュニアNo.1):プロ最高27位、セルビアNo.2

  • ホイットニー・オスイグウェ(2017年世界ジュニアNo.1):全仏ジュニア初のアメリカ人優勝者、全グランドスラム出場

  • アクセル・ゲラー(2017年世界ジュニアNo.1):スタンフォード大学進学後引退

  • セバスチャン・コルダ(2018年世界ジュニアNo.1):全米オープンデビュー、全仏でナダルと対戦、ウィンブルドン4回戦進出、2024年にキャリア最高15位

  • 望月慎太郎(2019年世界ジュニアNo.1):日本ランキング4位

  • シャン・ジリー(2021年世界ジュニアNo.1):ATPツアー準決勝進出、チャレンジャー初優勝

  • 坂本怜(2024年世界ジュニアNo.1):2025年マイアミオープンでマスターズ本戦デビュー

園部選手は2025年のITFサーキットでシングルス9戦全勝という圧倒的な成績を収め、ジュニア・プロ両レベルで活躍しました。特に、全豪オープンジュニアで日本人女子として初優勝を果たし、IMGアカデミーとしては2024年の坂本選手に続き2年連続のジュニアグランドスラム制覇となりました。園部選手はアブダビでトップ100選手に2勝、直近16セット連続で勝利し、トップ100選手に対して通算3勝1敗としています。

また、IMGアカデミー国際テニス選手権では、テオドラ・コストビッチ選手が女子18歳以下シングルスで優勝し、園部選手(2023年優勝)に続き大会史上初の2年連続優勝を達成しました。