The Linsly School

リンズリースクール

ウェストバージニア州　ウィーリング

1814年にウィーリングで設立されたリンズリー・スクールは、若き弁護士ノア・リンズリーのビジョンによって生まれました。当初からの使命は、知的好奇心を促進し、生徒たちが大学進学やその後の人生で成功を収められるように整えることです。

この学校では、知識を深めるだけでなく、人格形成も大切にしています。教育の各側面でこれを実現し、生徒たちは挑戦的な状況でリーダーシップを発揮する力や、目的意識を持って人生を送るスキルを身につけます。

ミッション・ステートメントでは、学問的な卓越性を追求し、生涯学習を推進するとともに、次世代のリーダー育成と人格形成に焦点を当てています。

コア・バリューにおいては、以下の5点が挙げられます。

- 有意義な参加：心と体の安全な環境を提供し、生徒が知的、芸術的、運動的な活動に参加できるよう促します。

- 知性と人格：生涯にわたる成長と学習の旅に生徒が出られるよう、成長思考を促進します。

- 個人とコミュニティ：熱心な教師や指導者たちが一人ひとりの生徒の才能や興味を尊重し、育てます。

- 教育と学習：永続的かつ実証済みの教育原則に基づき、研究や革新、テクノロジーの適用も考慮に入れます。

- 成果と期待：リンズリーの卒業生が求められるスキルと知識を身につけられるように、高い目標を設定します。

これらを通じて、リンズリー・スクールは生徒一人ひとりの全人格の育成を目指しています。

学生数：　465

寮生の割合：　23％

生徒：教員比率　7：1

学生の多様性：　白人（81.2％）　アジア人（10.2％）　黒人（5.8％）　ヒスパニック（1.9％）

リンズリー・スクールは、1814年に設立され、アレグヘニー山脈以西で最も古い歴史を持つ準備学校です。創立者ノア・リンズリー氏はコネチカット州から来て、ウィーリングで弁護士を開業しました。彼の遺言によって、この学校は少年少女の教育のために設立されました。

当初はランカスター・アカデミーとして、13丁目とチャップライン通りにその校舎を構えました。この校舎は、1863年から1870年までウェストバージニア州の州都としても使用されました。

1861年には男子生徒のみが入学を許されるようになりました。1877年には名前がリンズリー・ミリタリー・インスティテュートに変更され、軍事学校のような服装や規律が採用されました。その後、セダ・プレイスのオールド・メインが3番目の校舎となりました。

1927年からは、学生たちの学業とスポーツの成功によって、学校の施設は継続的に拡張されました。1978年には、評議員会が学校の方針を変更し、伝統的な男子大学進学準備学校に変わりました。

1987年には、リンズリーが男女共学になると発表されました。これについて、リンズリー管理委員会の会長は、男女共学の環境が、若者たちにとって最も良い教育を提供すると強調しました。

現在、リンズリーはナショナル・ロード沿いの美しいキャンパスを持ち、その歴史と使命を誇りに思っています。創立者の言葉「前進あるのみ、退くべからず」と、後援者ソフィー・ベインズ夫人の言葉「リンズリーは、今後何年にもわたり、多くの若者に影響を与えるだろう」を実現しています。

リンズリー・スクールの教育プログラムは、独自のカリキュラムフレームワーク「理解を深めるための設計」を採用しています。この手法は、問題解決に役立つ核心的な質問、多様な教授法、そして生徒の真の理解と成長を測る革新的な評価方法に重点を置いています。このような教育アプローチを通じて、生徒は知識だけでなく、思考力や人間性も形成しています。

さらに、リンズリー・スクールは世界でもトップクラスの大学への進学を可能にする教育内容を提供しています。当校のプログラムは、テストスコアだけでなく、生徒が全面的に成長できるように構築されています。

各評価期間（年4回）が終了すると、成績と個々のコメントが保護者と生徒に送られます。さらに、特に優れた努力や個性を示した生徒には、Head's Performance List (HPL) Merit Awardが授与されることもあります。

総合的に見て、リンズリー・スクールは学術的成績だけでなく、生徒の人間性や各種スキルも大切にする教育方針を持っています。この多角的な教育アプローチによって、生徒は自分自身の潜在能力を最大限に引き出す基盤を築いています。

教授陣：独自の教育方針

リンズリーの教授陣は、優れた学術指導を提供するとともに、生徒が自分たちの潜在能力を最大限に引き出せるように全力でサポートします。

学生リーダー制度：リーダーシップと責任

学生リーダー制度は、生徒会組織の一部であり、主に優秀な上級生と限られた数の優秀な下級生から成り立っています。この制度は以下のような多様な役割を果たします。

• 新入生サポート: 学生リーダーは新入生がリンズリーの生活に順応できるように支援します。
• 連絡役: 生徒と教職員とのコミュニケーションをスムーズにします。
• アドミッションツアー: 入学希望者への学校案内も行います。
• 下級生の指導: アカデミックな面だけでなく、生活面でもサポートします。
• 規律維持： 学生リーダーには、学校の方針に違反した生徒に対して減点を与える権限もあります。

リンズリーは、質の高い教授陣と独自の学生リーダー制度を通じて、学術的な成長だけでなく、人格形成とリーダーシップスキルの育成にも力を入れています。このような環境が、生徒が安全かつ積極的に挑戦できる場を提供しています。

卒業率：　100％

SAT平均スコア：　1230

ACT平均スコア：　27

ウェストバージニア州で最も多様性のある私立高校　1位

ウェストバージニア州の最優秀私立高等学校　1位

ウェストバージニア州の最優秀進学私立高校　1位

リンスリーの進学カウンセリングは、大学検索、学資援助、奨学金、テスト、大学出願と選択のプロセスに焦点を当てた包括的なプログラムです。毎年、リンズリーの上級生の100％が4年制大学に合格し、入学しています。最近のリンズリーの卒業生は、以下のような全米の名門校に進学しています：

アメリカン大学、ボストン大学、ブラウン大学、クレムソン大学、ディキンソン大学、イーロン大学、ジョージタウン大学、ハイポイント大学、マリエッタ大学、マイアミ大学、ニューヨーク大学、南カリフォルニア大学、ヴァンダービルト大学、ウィリアム・アンド・メアリー大学　ほか。

学生一人ひとりのニーズや興味に合った最適な大学を見つけることが、進学相談室のミッションです。カレッジ・カウンセリングのディレクターであるペニー・カニンガム女史は、高等部での生活を通して生徒と包括的なプログラムを実施しています。彼女は、大学探しのプロセス、学資援助、テスト、大学出願と選択のプロセスについてアドバイスしています。

生徒や保護者との個別面談に加え、当校の大学進学支援の主要な部分は、Naviance Family Connectionプログラムと連携して行われる進学カウンセリングです。このウェブベースのプログラムでは、生徒が大学や奨学金について調べたり、標準テストの練習をしたり、幅広い職業リストと結びついた性格診断などを体験することができます。生徒は1年生からNavianceプログラムのログイン情報を受け取り、その頃からカニンガム先生との定期的な面談を開始します。大学カウンセリングのプロセスは、ジェームズ・F・コンパニオン・リーダーシップ・インスティテュートのカリキュラムの重要な側面でもあります。これは、上級生が少人数のグループで大学関連の特定のトピックに取り組んだり、大学出願のための実習時間を持ったり、そのプロセスについて質問したりする絶好の機会です。全体的に、リンスリーの大学探しと選択のプロセスは、非常に個人的なものです。カニンガム先生、リンスリーの教授陣、ナビアンス・プログラム、ジェームス・F・コンパニオン・リーダーシップ・インスティテュートの組み合わせは、高等教育機関を選択する際に、生徒が学業と個人的な優先事項を理解する力を与えてくれます。

リンズリー・スクールの寮部門は、7年生から12年生までの学生に、全寮制という形で教育環境を提供しています。この独特の教育形態は、生徒たちにとって、ただの学習場所以上の価値を持っています。

家庭的な環境

リンズリーのレジデンシャル・コミュニティは、安全で構造化された、家庭のような環境を提供しています。これは、国内外からの留学生にとって、特に心強いものです。教授陣の監督下で、生徒たちは緊密なコミュニケーションと学習の場を享受できます。

教授陣のサポート

4つの寮それぞれには、少なくとも2名の教授陣が住んでおり、寮生活は文字通り家庭の延長であると感じられます。このような環境下で、生徒たちは教授陣から直接、学業や生活についての指導を受けることができます。

育成的なサポート

リンズリーの寮生活は、学業での成功と個人的な充足の両方を促すよう設計されています。計画的な自習時間、集団での食事、そしてレクリエーション活動など、教育と自己成長が並行して進行します。

付加価値

リンズリーのレジデンス・ライフ・コミュニティが提供する「付加価値」は、熱心なコミュニティ内での各瞬間から生まれます。ここでは、学びは教室だけにとどまらず、日常生活全体が教育の舞台となっています。

このように、リンズリーの寮部門は、学業のみならず、社会性や人格形成においても多角的な教育を提供しています。生徒一人ひとりが成長し、次なるステップに自信を持って進むことができるよう、全方位的なサポートを実施しています。

リンズリー・スクールは、スポーツがただのエンターテインメントや身体活動に留まらず、教育の一環であると深く認識しています。スポーツは身体的健康を高めるだけでなく、多くの重要な人生の教訓も提供しています。

競技で学ぶ価値観

競技を通して、リンズリーの生徒は努力、忍耐、スポーツマンシップ、チームワークといった価値観を学び取ります。これらは、勝利と同じくらい、あるいはそれ以上に重要な要素であり、学校の教育方針に密接にリンクしています。

学際的なチームでのプレー

リンズリーは、すべての生徒に陸上競技への参加を奨励しています。中等部の生徒は、学際的なチームでのプレーが可能で、学校全体としても多様なプログラムやチームへの参加を推奨しています。

地域との連携

高等部には20以上の学際的なチームが存在し、これらのチームはオハイオバレー・アスレチック・カンファレンス（OVAC）やオハイオ州、ペンシルバニア州、ウェストバージニア州の3州地域の公立学校、教区学校、私立学校と対戦しています。このような広範な対戦相手が、生徒たちに多様な体験と広い視野を提供します。

スポーツがリンズリー・スクールで占める役割は、単なる競技以上のものです。それは教育的な目標と緊密に連携し、生徒たちの成長と発展に資する多面的なプログラムです。生徒たちはスポーツを通じて、ただ身体を動かすだけでなく、人として成長するための重要なスキルと価値観を磨く機会を得ています。

Linslyスクールでは、スポーツマンシップが高い評価を受けています。その理由は、スポーツマンシップがただのルールや行動規範を超え、学校の広範な教育目標と深く結びついているからです。

名誉と適切な行動

Linslyの生徒および選手は、常に名誉と適切な行動をもって自分自身と学校を代表します。これは、競技場だけでなく、学校生活全体にも適用される基本的な価値観です。

ライバル関係と積極的な応援

学校では競技上のライバル関係を奨励しています。それは健全な競争心を育むとともに、選手やチームに対する熱意ある応援も生むからです。ただし、その応援が無礼な態度に変わることがあってはならないと強調しています。

無礼な態度は許されない

対戦相手、審判、コーチ、ファンなど、すべての関係者に対する無礼な態度は、Linslyのスポーツマンシップの理念に反すると明確に指摘されています。そのような行為は、学校の広い教育と育成の目標にも反するものとされています。

Linslyスクールのスポーツマンシップの理念は、単に「良い行動」を推奨するだけではありません。それは、学校全体の教育目標に貢献する、包括的かつ考え抜かれた指針です。この理念に従うことで、生徒はスポーツだけでなく、人としての成長という広い意味での成功を追求できるようになります。

Linslyスクールでは、スポーツにおける優れた成績や特別な資質を持つ生徒に対して、さまざまな賞が授与されます。それぞれの賞には特定の基準と、その賞が体現する価値や理念があります。

シュライバー賞

この賞は年間を通じてスポーツマンシップに優れた生徒に贈られます。名前の由来は、リンズリーフットボールチームの元トレーナーである故E.R.シュライバー氏です。コーチ陣がこの賞の受賞者を選出します。

ジマー賞

リンズリーの元選手、故ジョン・ジマーを称え、この賞は生徒会によって年間最優秀選手に授与されます。

ストッブス賞

傑出したフットボール・ラインマンにこの賞が贈られます。リンズリーの元選手である故ピート・ストッブス氏を偲んで設立されました。

ウォーレン・ピュー賞

チーム精神、協調性、努力、能力の面で評価され、この賞は仲間から選ばれた優秀なシニアスイマーに贈られます。

トラスティ賞

この賞は、発揮された能力、献身、リーダーシップの面で、リンズリー・アスレチック・スタンダードを一般社会に対して最もよく代表したシニア・アスリートに授与されます。

ホールデン賞

故デイブ・ホールデン氏（元カデット少佐、リンズリー評議員）が示した資質を最もよく体現した選手にこの賞が贈られます。授与の基準は、生徒の3年間のスポーツおよび学業成績です。

Linslyスクールのスポーツ賞は、単に優れた運動能力を評価するだけでなく、スポーツマンシップ、チーム精神、リーダーシップといったより広範な価値をも称えています。これらの賞を通じて、学校は生徒たちに、スポーツが教育の一環であり、人格形成にも寄与する重要な要素であるというメッセージを強く送っています。

授業料＋寮費：　$48,500-$50,825

パンフレット